親と私の終活の話、時々自分語り

親が終活を始めたために悪戦苦闘する娘の話です。葬儀社のこと等、あまり表に出ないことについて書いてみようと思います。

金属アレルギーの話その3

予約の際はネットを使いました。今は本当に便利でいい。

備考欄に「金属アレルギーと診断されたこと、歯の詰め物が原因ではないかと皮膚科医に言われたこと」を書きまして。歯科医からの返信には「診断書でなくても構わないから、アレルギーだと診断されたことが分かる書類が欲しい」との旨が書かれていたのでパッチテストの結果が書かれた紙を持っていくことにしました。

 

いざ診察です。

歯科衛生士さんがまず丁寧に問診を行なってくれました。麻酔が効きにくい体質の私はかなり歯医者の治療が怖いのですが、その辺りもしっかり伝えて。そしてレントゲン。綿を嚙まされて顔の周りをぐるーっと回る定番のレントゲンと、口の中に器具を入れてのレントゲン。後者は初めての経験だったので面白かったですが、私は口が小さいのでそれなりに痛かったです。

初日はこれで終わり。

次は口の中を丁寧に写真撮影。撮影する歯科があるというのは聞いたことはあったのですが、私にはこれまた初めての経験で、一眼レフ構えてる歯科衛生士さんがなかなかシュールでした。

ここまでの検査結果をこれから歯科医の皆さんが検討するとのことで、次回には今後の治療方針が決定しているだろうとのこと。

そして検査結果を聞きに行きました。また保険外って言われたらどうしようかとドキドキだったのですが、この歯科では「金属アレルギーとのことですから全部保険内での治療が可能です」と言われました。プラスチックで対応するのだそうです。ほっと一安心。

しかし、元々のかかりつけ医では保険外と一蹴されたのに、この違いはなんでしょうか。やはりセカンドオピニオンは大切だと思いました。

金属アレルギーでは歯科治療にそれなりの金額がかかると言われてますし、その通りだと思いますが、探せばこうして保険内で対応してくれる歯科医もあります。ただ、私が受ける治療は虫歯になりやすいというリスクなどもあるとのことなので、そういうリスクを負いたくないというのであれば保険外のセラミックもやはり選択肢には入るのかなと。

もう神経抜いてる歯もあるので、糸楊枝とマウスウォッシュと歯磨きを丁寧にやることでこれ以上の虫歯はできる限り防いでいきたいところ。

 

こうして治療に入っている訳ですが、相変わらず麻酔が効きません。痛い、痛い。数打ちゃ当たるとばかりに何度も手をあげては麻酔を追加してもらいつつの治療ですが、歯科の麻酔って量多くても支障ないのかしらと、ふと疑問に思ったりもします。

 

金属アレルギーの話その2

パッチテスト、これがまた大変でして。

当日と次の日はお風呂に入れません。これは冬場だから特に気にはならなかったですが。

オブラートのようなぺらぺらなシールがすぐ剥がれる。サージカルテープ買ってきて留めましたが、端っこから剥がれたり、真ん中だから平気かと思ったら浮き上がってしまったり。最終的にはサージカルテープだらけになりました。

 

さて結果ですが、そりゃあ皮膚科医が「歯の金属が悪さしてる」とほぼ断言した訳ですから案の定、何種類かが引っかかりました。完全に金属アレルギーです。

こうなると歯の詰め物をどうにかしないとなりません。とはいえ銀歯以外は保険が効かないはず。しかして私の奥歯は一本残らず銀歯な訳ですよ。

さてどうしようと悩んだままをTwitterで呟いた訳です。縁というのは不思議なものだなあと思いましたが、フォロワーさんに「白い詰め物をしてもらった」という方や、詳しい方がいらっしゃった。保険である程度はどうにかなるはずという心強いお言葉をいただいて、かかりつけの歯科医に行った訳です。

まあ、あっさりしたもので「全部、保険外になります」と。おっと、私のかかりつけ医はあまりよろしくないのかもしれないな。

金属アレルギーが出てる掌のぶつぶつは痒いし、メンタルやられてる状態でめそめそとフォロワーさんに再度頼ったところ、セカンドオピニオンを勧められました。全部保険外はありえないとのことで。

こうしてネットで歯科医を調べ尽くして、ここならいいんじゃないかな!という歯科医を見つけて予約を入れてみた訳です。

金属アレルギーの話

私も結構検索したのですが、あまり見つからなかったので、少し続けて書いてみようかと思います。同じように苦しむ人が減ることを願って。

 

一昨年、掌に小さな水泡がいくつもできました、痒みもありまして。ただ、放置したんですよね、水仕事でかぶれたんだろうと思って。半月ほどで消えましたし、大したことはないだろうと思ったんです。

昨年、また同じ症状が出て、どうせ半月程度で治るんだよなと思いつつ、暇だったのもあって皮膚科に行きました。すると、「口の中を見せろ」と言うじゃないですか。何故だと思いつつ口を開けたら、顔をしかめつつ「多いね」と。

何なんですか、と言おうとしたら「歯の詰め物に反応してる可能性が高い、金属アレルギーだと思う。パッチテストをしよう」と。

さて、まず思ったことが「銀歯の総取替、白い詰め物にするのって保険効かなくない?」でした。お金の心配しましたよね。

私が子供の頃は親が丁寧に仕上げ磨きをするような時代じゃありませんでした。家庭によってはやっていたのかもしれませんが、私の家では物心ついた頃から一人で磨いてましたし、おかげで虫歯がとても多いです。奥歯なんて全部が銀歯です。

冬はパッチテストするのに向いてる季節でもあるということで(夏場は向いてないんだそうです。汗かくし、お風呂入らないし)まずはパッチテストからになりました。

雨漏りの話

天井の壁紙が剥がれてから数ヶ月、新たな雨漏りの形跡が出来たので管理会社に連絡して見に来ていただきました。

あらあ、と嫌な顔をしつつ写真を撮る担当者さん。それはそうですよね、天井が直ってもいないのに新しい雨漏りですよ。

天井の部分も再度見せてくれというので確認していただきまして、その時になんとオーナーが修繕を渋っているという話に。数百万という修繕費になるそうで、だから渋っているんでしょう。

とにかく悲惨な状態だということを強調して急かしていますので、と写真を撮る担当者さん。

 

これは、やはり引っ越ししなくてはならないかもです。次の台風には耐えられないと思うので。

遅ればせながら

新年です。あけましておめでとうございます。

皆様にはいい年明けでしたでしょうか?私は新年早々、膀胱炎になり、病院にも行けずに苦しんでました。やっと6日に泌尿器科に行ってお薬もらえたのでこれで治るといいなあ。謎の腹痛もあるので腸のお薬ももらいましたが、これは何なんだろう。膀胱炎とは関係ないと思うのですが。

冬季鬱のほうは中々しんどいです。色々終わらせてしまいたくなる衝動と闘ってますが、これは完治の見込みが全くないですね。今年もどうにか這いずって生きていこうと思います。

では、新年から病気の話で申し訳なかったですが、こんな感じでしばらくは病気の話が続くと思います。今年もぼちぼち描いていこうと思うのでよろしくお願いします。

帰省を取りやめた話

アダルトチルドレンだからなのでしょうか、帰省しなかったことでほっとした面もあり、罪悪感もあり。

電話で話すのがしんどかったので帰省できないと手紙を出しました。帰省予定の当日、母から電話があり、「帰ってこないのかい」と言う声がとても寂しそうに聞こえて、罪悪感が半端ない状態です。

帰っていたらいたで辛い思いをしていたはずです。布団すらない家ですから、精神的にはもちろんのこと、物理的に凍えていたと思います。だからこそ取りやめたのですが、母の寂しそうな声を聞くのはダメですね、「自分が悪いことしたかな」と思ってしまう。こういうところは虐待児のあるあるなのでしょうか。

冬場は左手の調子も悪くなりますし、冬季鬱でメンタルもズタボロになりますし、良いことがありませんね。こんな時期に帰省の予定を立ててしまったのが悪かったのですが、母の終活でどうしても話さなくてはならないことがあったので行きたかったのですが、改めて帰省の予定を立てることにします。

 

冬季鬱というのは話には聞いていましたが、あくまで他人事だったのですがこの数年実感するようになりました。なんというか、落ち込むんですよね、気分が。夏場とは全く違う気分の沈みように我がことながらついていけません。だからこそ治療が必要なのでしょうけれども。

今後は冬場には大きな予定は入れないことにします。

ドクターストップの話

いわゆる「毒親」というヤツである母です。以前も書きましたが機能不全家庭で育ったアダルトチルドレンである私は、母と対峙することは想像以上に負担が大きかったようです。

「見るたびに痩せてる」と医師から言われ、まあ元々太ましい体系ですからちょっとくらい痩せたところでとも思うのですが、数値的には標準内に入ってますし、あまり痩せるのも良くないのでしょうね。

そんなわけで、何があったのか尋ねられて帰省の話をしたらドクターストップ入りました。家族での帰省ならともかく、一人きりで母親と会うことは勧められない、冬場は冬季鬱もあるから尚更。という話で、帰省の話自体が白紙になりました。

飛行機代のキャンセル料は痛いですが、そんなことを言ってる場合ではないようです。医師から見たらとてもまともな状態ではないのとこと。今回、随分とバタバタしたのも思考能力が低下していた模様。大人しく帰省を諦めることにしました。

母の終活については詰めておきたかったのですが、私がまともに物を考えられない状態で行っても話にならないですから仕方ありません。

来年の夏は無理なので再来年の夏にでも帰省するかもしれませんが今回はこれにて終わりです。

諦めたらスッキリしました。早く「行かなくては」という気持ちを手放していればよかった。